木工DIY が楽しくて、もう35年以上楽しんじゃってますけど、最初に作った目的を自分なりに変更していけるのも木工DIY の楽しさの一つですね♪
最初は子供のCDとDVDラックだったのですが、「もう要らない」というちょっとさみしいお言葉をいただき、
そのまま捨てしまうのももったいないので、何かに使えないかと食卓テーブルの棚として使っています。
CD/DVDラックとして、製作の様子を載せておきます。
CD/DVDラックの難易度、材料費、主に使用した道具について
難易度はどうかというと
SPF １×材が基本部材となりました。あとはラミンの丸棒と構造的にはあまり難しい作業はないと思われます。
製作期間は2日間を要しています。
この作品においては「電動工具」を結構使っています。
私はたまたま持っているので「少しでもキレイに仕上げたい」という思いから使用しています。
必ずしも自分と同じ電動工具は必要としないので、皆さんの環境に合わせて作って行かれたら、とても楽しいと思います。
材料費は
SPF１×材が基本部材となります。
材料費は概ね1000円といったところでしょうか。
主に使用した道具
◎電動工具はスライドマルノコ テーブルソー、サンダー、ドリルドイイバー、ベルトジスクサンダーなど
◎手道具は巻き尺、スケールストッパー、クランプ、手鋸など
CD/DVDラック製作の様子
１）図面を軽く引いて必要な板を用意していきます。基本構造はSPFを使用しています。板の厚さはできあがりの「ごつさ」に反映するので、今回は17ミリと12ミリまで落としています。
２）底板になる部分はすこしRを付けて、見た目が柔らかくなるようにしています。使用した道具は、ベルトジスクサンダーです。コレとてもいいですよ♪
３）棚板を入れる溝を掘っておきます。トリマーに「ガイドべアリング付ストレートビット」を取り付けます。
4）ガイドとなる板を上に置き、それに習って溝を彫り込んでいきます。簡単に思った通りの溝を切ることができるので、私のご愛用のビットです。
5）仮組の状態です。
溝を掘るのは強度もさることながら、位置合わせが的確出来ることが一番のメリットかと思います。
6）CDやDVDが倒れていかないように、丸棒で背もたれを付けておきます。機能的な部分もありますが、部材を組み入れていくことで強度が増していくので、何か背板になるようなものを入れると「ぐらぐら」しなくなります。
７）底板の取り付けは、底になって隠れる部分なので「ビス留め」をしています。他は木工ボンドを使用しています
８）きちんと圧着を行い、乾燥を待ちます。
９）できあがりました。塗装はこれからオスモクリアーを塗っていきます。私にとってはコレしか考えれないくらいお気に入りの塗料です。
まとめ、反省
使用目的がハッキリしたものは、本当に作りやすくて、作っていても楽しいです。
そして何より、その空間にきちっとはまったときは、なんとも言えないくらい「にやついて」しまいます。
木工DIY の楽しみはそこにあるかなと思います。
今回作った物は子供からのリクエストがあったもので、割と簡単にできていしまいました。
できあがりも、私はオスモクリア１択なので、作り続けていくうちに、だんだんいい意味、「トータルコーディネイト」された感じになってきますね。
ワンパターンといえばワンパターンなのですが。
まあ それも自己満足の上に乗っかっているもんですから、一人で楽しませていただいて降ります。
トリマーを使う作業は、ちょっと怖いですが、スゴくいい仕事をしてくれるものだと思います。
本体の善し悪しも確かにありますが、ビットの効果には脱帽です。
特に自分が使っている
大日商さんの「ガイドべアリング付ストレートビット」は素晴らしいと思います。
ガイドベアリングが上についているので、自分で切削したいガイドに倣って、切り込んでいってくれます。
テンプレート全く同じに切削されていくので、本当に気持ちがいいですよ♪
何においても木材を正確に切る基本として、ガイドはとてもいい仕事をしてくれるのでおすすめです。
今回もマルノコは一切使っていません。マルノコは危険がいっぱい！
アレは大工さん使う物です。
DIYerは出来ることならスライドマルノコから買っていきましょう。
危ないことからは、できるだけ距離を置いてね。
2022/2/26に記事を更新しました。
製作したのは2018年です。
現在は使用目的が変わって、食卓テーブルの隅で棚となって活躍してくれています。
