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電動工具紹介とメンテナンス

【電動工具トリマー】で特に気をつけたいこと

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すごく便利なトリマーではあるけど、注意点は何点かありますよ♪

安全対策は木工DIYすべてにいえることだと思いますが、
書いてみます

十分な固定と十分な明るさ

自分が老眼かかっているから言うわけじゃありません。
手元を明るくすることはとても大事です。

デスクライトほどではないにしても、明るくしておくと切り込み失敗とか、異常の早期発見にも役立ちます。

今は100円ショップで補助ライトに使えそうなLEDライトも売っていますので、活用していきましょう。

電動工具を使用する時って、本体を保持する右手に意識が集中しますが、材料を固定する左手もポイントとして高いと思います。

きちんと材料が保持されていることが大切とされるので、使いやすく、安全な作業が出来るクランプが良い相棒となります♪diy-trimmer8

私はクイックチェンジのミニクランプ150ミリのを使っています。

 

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トリマーの動きをシミュレーションしてから作業へ

トリマーはとても回転数が高く、モーターの力も大きめです。
そして、いったん手から離れても、ブレーキ機能は付いていないので「回り続けます」

周りの障害物や作業台の状況、刃があたらないか、材の固定は十分かを確認しましょう。

そして

実際に動かす様子をやってみて、十分なシミュレーションをして切り込みをされることおすすめします。

特に「電源コード」が絡まらないかを確認する必要がありますよ♪diy-trimmer17

 

防塵マスクと防塵めがねは最低限必要

トリマーに限らず粉塵から身を守ることは絶対必要です。diy-trimmer6

特に大事にしたいのは「目を守る」ということです。
「たいしたことしないから大丈夫」と意気揚々と作業を進め、飛んできた部材やゴミが目にあたったり、入ったりで思わぬ事故を招くことがあります。

目を守れたとしても、電動工具は回り続けているのですから、他のところを怪我することも考えられます。

またじん肺も防がなくてはなりません

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自分の使っている防塵マスクはバルブが付いているので、めがねが曇りませんから、防塵めがねと一緒につけていても大丈夫ですよ♪

はみ出している量を3ミリくらいにしておく

だんだんとトリマーのなれてくると、「どのくらいの量が適正な切削量か」というのが、体感的にわかってきますが、最初はよくわからないまま使って、無理をしてしまうときもありますので、注意が必要です。diy-trimmer10

ならい加工であれば、近くまで手鋸やジグソーなどで実際の大きさの3ミリ程度、大きめに切り出してから習い加工をするといいと思います。トリマービット5

肩の力を抜く

トリマーは音と高速回転による振動、思った以上の出るゴミの量に、なれないうちはすごく怖い道具として感じられると思います。

そうなると「必要以上に」力んでしまいます。

動きもぎこちなくなって、かえって危険も高まりますので、肩の力を抜いて作業をしましょう。
本体をしっかりとホールドすることは大事ですが、体全体での力を入れっぱなしは避けましょう。

切り始めと切り終わりの反動に注意する

木工DIYにて電動工具を使用するとき、「さあヤルゾ」「切り終わった~」の場面が一番危ない。
気を抜かないようにしないとなりません。

モーターが回っているので、材料に当てたときと、力が解放されたときが危ないので注意したいときですね。トリマービット6

ガイドプレートにも木材をつけてあげると、挙動を少し柔らかくし、安定して本体の操作が出来るようになるのでいいですよ♪

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使用後はコンセントを抜いておく

トリマーはブレーキがなくて、スイッチが音とオフしかありませんdiy-trimmer19

ルーターとトリマーについては不用意にスイッチが入らないように、使用後は必ずコンセントを抜く習慣をつけています。
抜くコンセントがわかりやすいように赤色テープを巻くなどして、識別をしています。diy-trimmer9

狭い 暗い 焦りは事故の最大要因と認識すること

環境ってすごく大事だと、木工を35年以上やってきた自分が思います。
趣味の世界ですることなら、なおさら怪我には気をつけないといけません。

業務上のケガなら何らかの保証もあるでしょうけど、趣味はプライベートなものですから
怪我損になってしまいますからね。

広い狭いは作業環境の違いにより、なかなか難しいかもしれませんけど、整理整頓は大事です。次の作業に移るときは整理整頓をする。
端材やゴミを放置しないなどは大切な要素です。

手元が暗いのであれば、補助照明を積極的に追加する、明るい時間帯に作業を完結させる。

焦りは禁物ですね、午前中はいいのですが、午後の時間帯ってあっという間に夕方になって、作業終了時間が間近に迫ってきます。
なんとか切りの良いところまで、作業を進めたいと焦ってしまうと危ない。

特にトリマーは最後の方に登場することが多いので、焦った時間帯で作業をすることも多いですから、気をつけたいところですね。

事故の危険性についてはこちらの記事にもまとめてあるので、参照していただけると嬉しいです。

冷蔵庫の上の収納22
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まとめ

作品を1ランクも2ランクも上げてくれるトリマーワーク。
本当に魅力的な電動工具であると思います。

ある程度、作品が増えてくると飾りをつけたい、組手を入れてちょっと強度や見栄えを良くしたいと、一台あるととてもいい仕事をしてくれますよね。

蝶番の彫り込みなども綺麗にしてくれます。diy-trimmer13

ただ私はあまり好きではない電動工具の一つなのです。
一番は丸鋸で次はトリマーかな。

電動工具はきちんとした使い方をすれば、そうそう怪我をするものではありませんが、危険要因を理解して作業するのとそうでないのとは大きく差が出ると感じます。

注意しながら楽しい木工Diyライフを続けていきたいですね。

 

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