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増え続ける漫画本に棚を作ったときの話

棚板を入れる溝を掘る

今回はテーブルソーにつける溝掘り。デイドカッターと言うらしい。これを使って作業します。日本ではなかなか手に入らないので、ロックラーさんから個人輸入した物です。

以前デイドカッターを使って大入れ継ぎをした際に材がきつくて入らなくて、さらに溝を広げるという作業を行ったが、これがあまり良い結果を生まない物で、溝は一発で仕上げるのが理想ですよね。

シム代わりに0.5ミリのプラバンを見つけてきて丸く切りました。
これをはさんで作業します。左から2枚目と3枚目の間に挟み込んでみます。
5ミリの深さで彫り込みました。実際に合わせてみると「スゥ~ッ~」と入っていきます。とても気持ちが良い感触。シムの厚さが丁度良いようです。

この方法は本田谷田部さんから材を買っているのであれば、これからも使えそうです。あっという間に終わってしまいます。

溝を掘る他の方法として

溝を掘る方法はテーブルソーの他にも、ルータテーブルーを使ったり、トリマーを使ったりといろいろあります。私も以前から色々と試してみましたが、簡単で抵抗感が無くできるのがこの方法ですよね。ただ設備が必要で、一般的にはルータートリマーを使われるかたが多いかと思われます。

溝掘り時のトリマーの長所として
材の途中から溝を掘ることができることですね。
テーブルソーは一発勝負で、抜け通してしまう必要があります。

ルーターはどうも切削していく時、「無理が掛かってるな~~」という印象が強いのと、位置合わせが面倒なのが難点でしょうか。

溝を掘る利点

木工で組み立てる際には溝を掘って作らなくてもいいのですが、5ミリくらい彫り込んダリ、欠き取ったりしてあげるだけで、ずいぶんと違った結果になっていきます。

実は溝を掘る利点は結構あって、ポイントが高いと思われます。

  1. 強度が出る
  2. 組み立ての際に位置合わせが容易となる
  3. 仮組での確認が容易(ひとりでほぼ完成の様子を保持している)
  4. パズルのように組み上がる感覚がたまりません
  5. 正確に作ろうという意識が高まる

結構楽しめます(^0_0^)

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