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DIYで木製ストッカーを作る。その作り方

木製ストッカーをつくって行く

2002.9.12製作開始

9月に入り、外の物をそろそろ整理しなくては。。。
すぐに冬がやってきて間に合わなくなる。。。
前回作ったガーデニングボックスの反省を生かし
また新たに製作を始めた(=^^=)
ガーデニングボックスが二つ。比較してみると随分と違う。
上のは最新作です。。。

下の反省として

  1. コンパネを多用してるので耐久性が問題。本体自体も構造の割に重い。
  2. 屋根の傾斜が前に向いてるので、雨天時はとても使いにくい
  3. 扉の取り付け位置があまり良くなくて、使い勝手が悪い
  4. 手前に見えてる簡易温室を撤去したので、観音開きに出来そう(=^^=)

製作第1日目の様子

やはり製作位置はここになる。アスファルトを切り込んで
基礎を埋めるのが一番ですが住むわけでは無いのと切ってしまうのはもったいない
とりあえずこれで。。。こんな感じに組み上げます。至って簡単な構造です
水平を出し足の高さを調整していきます。今回のように大物の作業の時は、トリトン(今はトリトンは手元にありません)をクロスカットモードにします。
このモードは、長い部材を正確に切り出すのに便利です。

一度テストカットした切り込み線に部材の切断線をあわせて丸鋸を
押すだけで良いので楽チンです(=^^=)
床板を張り終えました。
コンパネを使用してます。
広さは220センチ×100センチで
高さ150センチくらい取れそうです。今回もバンドソーが大活躍してます。これは次回から作る壁の柱に
なる部材の切り出しの様子です。
安全にサクサクと切れていくので気持ちがいいです。。。
床に貼るコンパネも小さい部分はこのバンドソーで合わせ切りをしました。切ってる最中で止めて撮影。フェンスが無いのでアルミのアングルを
使用してます。再開も抵抗無くスタート。上の時点の切りかすはこんな感じ。丸鋸ほどではないですね。それでもケースの中をあけてみると
結構鋸屑がたまってますので早めに集塵機を付けた方がいいみたいです。曲線切りを試してみた。このブレードは本来、挽き割りようで
曲線用では有りません。それでも何とか出来ました。切っていく感じは
糸のこ盤と違って、材がばたつかないのがうれしいですね。ただ切り抜きが
できないのが難点ですが。。。
またジグソーでもこのような作業は出来ますが、切断面の直角がきちんと出るのが
うれしいですね。。。

製作第2日目の様子

こんな感じで枠が立ち上がります。その上から板を張っていこうと思います
今日は子供の運動会が午前中に有りましたのであまり進みませんでした。
2×4から部材を切り出し、自動カンナ盤で2×2に仕上げて使用しています。部材の接合は欠き取った上にコースレッドで固定しています。
欠き取りは今回、バンドソーを使ってみました。とっても簡単に安全に作業が出来、このくらいの
切り込みならぶれる事もなく使えるって思いました(=^^=)
ルーターを使うのも良いのですがセッティングや色々な事を考えるとこの方がいいですね(^^ゞ

壁枠の立ち上げです

2009.9.18

いよいよ立ち上げの始まりです。はしご状になった構造部材をクランプで仮固定して、位置を決めたらコースレッドで取り付けていきます。構造部材に色々なバリエーションが出てしまいました。そこら辺はご愛敬で。。。
真ん中は観音開きの扉が付くのでこんな感じで仕上がりました
あとは屋根の部分の枠組みが残っています。
今回もバンドソーで2×材から角材を切り出し、自動カンナ盤で厚さを合わせ使用しました。今日の午前中はほとんど製材屋さんとなっていました(^^ゞ

壁を貼りました

枠が全て完成して、形が大部見えてきた。屋根は片屋根でシンプルに。。。
ここまで来るともうほとんど出来たようなもんですね
今日も角材が足りなくて2×4から2×2を切り出す作業に半日取られてしまい
ました。この部分は後から防水処理が出来ませんので先に塗っておきます。ガードラックのメイプルを
塗装しました。後から後ろの壁を交換するときが有るかも
知れないのと設置場所の関係で後ろの壁は中から貼っています。
この部分は影になって見えませんので(^^ゞ

完成が近づいてきた

2002.9.27

3ミリのベニヤ板を張って水の進入を少し防ごうと思っています。
本当は外壁の板を相欠きで組んでいくと良いのですが、今回は時間も余り
無いのでやめちゃいました。。。外壁の板をルーターの丸面で面を取ります。このような作業の時は
やはりテーブルの方が早いですね。材の固定がいらないので
スイスイ行きます。17枚の面を取りました。一番下が曲がってしまうと全部曲がってしまうので、基準となる
ガイドをクランプで固定して外壁材を貼っていきました。
今回使用してるのはエゾマツです。最後はこんな感じに仕上がる予定です。今のところフレーム状の枠は
写真撮影のために仮止めしてるだけです(*^_^*)
同じ部材を沢山用意しないといけないのは
疲れますね。。。

屋根が着いた

2002.10.4

今日の作業では大部進んで、あとは扉と屋根の保護材、隠しの作業、
塗装を残すだけとなった(^0_0^)
形もハッキリしてきて、作業をしていても楽しくなってきた。
最初のうちはどうも地道な作業が続き、嫌になってきますがこのくらいになってくると完成がだんだん待ち遠しくてつい夢中になってしまいます。 このところ登場回数が増している、我が家のジグソー。精度もいまいちな
この機械。このまま工房の隅で余生を過ごすのではと思っていたのですが「木工手作り事典48号」の記事を読んでから丸鋸以上に使う事が多くなりました。
色々な形を切り抜くと言うより、大きな部材から小さめの部材を切り出す時に使っています。
丸鋸だとキックバックが非常に起こりやすいのと必要以上に切り進めてしまうので。。。
安全に切り出し、後はトリトンなどで微調整した方が多少材に無駄が出ますが
危険はずっと少なくなります(^0_0^)

木製ストッカーの完成です

前回のコンパネを使ったストッカーよりは、見た感じも気に入ってますが
重さの問題は逆に重たくなったしまったようです。。。
空でもズシリと重くて、動かない。。。
屋根の部分には、ポリカの波板を貼る予定ですが、ひとまずここで完成です。

何とか冬に間に合いました。。。この中には花の物を入れる予定です
塗装はガードラックのメイプルです。扉は大きさを2種類にして、通常は大きい方を使用します。必要時、観音開きになります。扉の押さえは糸のこ盤で切り出しました。パソコンで図柄を印刷して
一番弱いスプレーのりで材料に接着。あとは切り出し(^0_0^)なんだか意味のない形も、「クジラ」に見えない事もない♪
スピンドルサンダーが修正には活躍。
扉のあたりの部分です。下の方はL字金具を扉に固定して小さめのドライバーを穴に差し込み
固定します。これで十分(^0_0^)
上の部分です。見えない部分ですのであまり難しい構造はやめて手前の板を
起こすと前に扉が行かなくなるという簡単な物です。。。

製作費用はこれくらいでした。今回でかかった費用です。細かいところに端材を使用したりしてますので実際はもう少しかかるかも知れません。
当初、端材を少しでも少なくしようと始めたのですが終わってみると、増えてる。。。。
うまく行かないもんですね~~♪

名 称 単価 数量
コンパネ 880 4 3520
1×6×8F 1050 2 2100
2×4×6F 350 9 3150
ぬき板 18*90*3650 300 20 6000
3ミリベニヤ板 350 4 1400
エゾマツ角材 30*45*3650 210 12 2520
合 計 18690

 

あっそれと。。。塗料代は入ってません

この町の1×材はとっても高いです(^0_0^)
ネットで買った方がいいかも。。。。

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