木工DIY を楽しくしてくれる電動工具に「トリマー」がある。
皆さんはもうお使いだろうか?
作品の縁をキレイに削って、丸みを持たせたり、飾り面を付けたりと完成度をアップしてくれる。
そうか思えば、ほぞ穴を掘ったり、プレートを彫り込んだり、溝切ったりと作品作りにトリマー以外では出来ない作業をしてくれる。
素晴らしい工具であるのは皆さんもご理解いただいていると思うけど。
これって、「怖くないですか?」
キレイに部材を抑えることが出来ていますか?
作業をしようと思ったら、手が邪魔になったり、トリマーが邪魔になったり
そうか思えば、クランプが邪魔になったりと。
何も固定をしないで使えるほど安全な工具ではありませんしね。
私はどうも固定がうまくいかなくて、怖い思いもたくさんしました。
そのためにトリマーを使うのが嫌いになってしまったほどです。
もっとしっかりと部材を押さえてくれたら、安全に快適に作業が出来るのにって思ったことは無いですか?
今回はトリマー作業で部材を安全に固定する方法を書いてみます。
トリマーで部材をおさえる時の困った場面
トリマーはスゴい回転数で回り続ける電動工具で、ブレーキがついていないので、自分でスイッチを切らない限り、止まることはありません。
とても危険な道具であることは、認識して欲しいですね。
まあ、あの音と回転している刃を見たら、ケガをしたらただでは住まないと思いますよね。
作業をする場面で、こんな状態になったことはありませんか?
1)プレートを彫り込みたいが、部材をクランプで押さえることが出来ない
2)ジグがジャマをして、部材を押さえることが出来ない
3)クランプのために、本体を進めることが出来ない
クランプの基本的なあて方
1)クイックバークランプを使用する(速いから。遅いとクランプを省略する傾向あり)
2)できるだけ2カ所を押さえる
3)電源を入れないで動かしてみて、安全を確かめる。コード 当たり 削り終わり 方向の間違いはないか
4)作業台が動いてしまわないか、クランプが宙ぶらりんになっていないか
クランプが邪魔にならないこの治具
最近見つけたこのクランプはいいと思う。
私も使っています
ジグを作るという方法もありますが、私はジグは購入するタイプです。
それはジグを作るためにケガをしたくないからです。
安全装置を作っていてケガをするのは、本末転倒かと思うので。
使い方
1)ジグを固定する
2)材料を横から押さえ込んで固定する
3)切削が終えたら、クランプを緩める
ベースプレートを広げる工夫を
標準のプレートは面積が小さく、彫り込みをするには面積が足りないときがあります。
5ミリのアクリル板を買ってきて、ベースプレートを大きくしましょう。
ネジ穴がずれないようにセンターヒンジビットを使用するといいですよ
これだけ大きくすると、トリマーが彫り込んだ部分に落ち込むことがないので、安全にそしてキレイに作業を進めることが出来ます。
トリマーは危険な道具なので保持はシッカリと
私も依然、トリマーでケガをしそうになりました。
無理な切削になっていることに気づかず、そのまま拙作を薦めていたら、ものすごい衝撃とともにとりまガーがキックバックを起こして、自分に向かってきました。
とっさにトリマーを手から離したのですが、トリマーは止まること無く床でそのまま回り続けていました。
なんも巻き込まなかったことが幸と思います。
最近のトリマーはモーターの力も強いので、大きな事故を起こしかねません。
本体保持はもちろんのこと、部材の固定をしっかりすることがとても大事であると思います。
特に切り始めと、切り終わりは本体が不安定になりやすく、危険度もアップしていますので十分注意をして欲しいです。

まとめ
今回使用したクランプはアリエクで購入をしましたが、アマゾンでも購入が可能です。
作業台の取り付けて使うクランプですので、作業台は無いと使用することが出来ません。
作業台は色々と出回っていますが、自分が使っているのはスゴく使いやすいのでおすすめです。
記事はここにあるので、見ていただけるとうれしいです。

トリマーを安全に使用するための工夫として、クランプのことを書いてみました。
なにかの参考になればウレしい限りです。
最後に私のおすすめのクランプを載せておきますので
機会があれば、購入されるといいですよ♪
