木工DIY歴35年が伝えるDIYで家具を作る楽しみ
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DIYで家具を自作しよう

子どもの工作(夏休み、冬休み)

子供の工作を作るとき。木工好きのTanisanはどうもハリキッテしまう。今回は簡単な木工で夏休みとか冬休みの工作に利用できそうな物を紹介します。

2002年 冬休みの工作

毎年恒例の冬休みの工作の時期がやってきました。
上の娘も小学校2年となって、木で作りたいという申し出に
お父さんとしても、協力しないわけにも行かず、
寒い中、またまたがんばりました。今回は、ボールおみくじだそうです。今回使用した部材です。本当は子供が
一人で仕上げるのが本当ですが、
木工好きの私にとっては
HCに売ってるキットでは満足がいかず、
自作キットとしました。

トリトンを使って部材を切り出し
組み立て着色を子供に
してもらうことにしました。

作りやすい、シナランバー15ミリとコンパネ、
ラミンの丸棒(6ミリ) 木球数個 シナベニヤ。
木球以外は、全て端材を使用しました。4センチに切った丸棒97本を
順番に接着していきます。
これだけ小さいものなら、家でも出来ます。

それにしても、97本のラミンの丸棒を
切り出す方も、接着する方も
大変でした。それと穴あけも
ボール盤があるにしても、飽き飽きモードです。

軽く差し込んだ後、ゴムハンマーで
さらに押し込みます。

この棒の間隔も、キチンと出さないと
玉が途中で引っかかり、スムーズなくじと
なりませんので、方眼紙に位置を書き
それを板に貼って、穴あけをしました。

穴あけがすんだら、方眼紙を剥がすという
流れです。

材料切り出しから組み立てまで
2~3時間で完成しました。

上から木球を入れると、カラからと音を出して
下のくじ窓に出て来るという、いたって単純な
構造です。あまりにこったものを作ると
いかにも「お父さんが作りました」という作品に
なってしまうので、少しごつい感じの方が
いいみたい(^^ゞ

子供がこれに着色をして仕上げるそうです。

一回に何個も入れると、木の音がとっても
心地よいです。やっぱり木のものは
単純なものでも、いいもんです(*^_^*)

簡単に作れますので
みなさんもお子さまと、どうですか?

工作の時間の思い出。。。。

工作で思い出すのは、私にとってはいやな思い出ばかりです(笑)
子供の頃は、大嫌いな科目で特に冬休み、夏休みの工作は
泣き泣きやっていたのを思い出します(^^ゞ
出来る作品といったら、まことにお粗末なものでいつも、先生に笑われていたのを
思い出します。今、思うと、決められた時間で作らなくてはならず、
友達を比較されたりするのがいやだったのかも知れませんね。
そして、いやな科目だから当然、スタートも遅いし気力もわかない。
終業ベルが近づき、焦って作っても、ダメに決まってますよね・・・・。
それが年をとり、今頃になって工作にはまってるのが、何か不思議な感じがします。

今は趣味として、作ってるから楽しいし、ネットを通じて素直な気持ちで
作品を紹介したり、見せてもらって刺激を受けたりと、気持ちが変わると
随分と捉え方も違うんですね。
今日子供と一緒に工作をして、「木工もラフな気持ちで取り組まないと・・・」と、
思う自分でした。
焦るといいものが出来ないのは、今も子供の頃も変わりません(笑)


子ども工作2013年夏休み

今回は4歳の妹のために「パズル」を作りたいというリクエストにお答えし、
木工好きのお父さんとしてもアイデアを貸しました(笑)
4年生になって前作と違いほとんど自分で出来たので喜びも大きかったようです(⌒▽⌒)

皆さんもどうですか(o^^o)

妹がお気に入りの子供チャレンジキャラクター
「しまじろう」と「はなちゃん」をその題材に選びました。
選んでもらえただけで下の娘は大喜び。。。

お姉ちゃんも力が入ります!
まずは部材大きさに合うイラストを探し、半紙を使って
写し絵をします。

ちょっと弱いですが、半紙が一番移すのにわかりやすい。出来た写し絵を用意した板材(15ミリシナランバー)の
上に載せセロテープで固定する。
間にカーボン紙を入れてもう一度上からなぞり
木材にイラストを移します。

カーボン紙の線を油性マジックで書いて
イラストの縁取りをします。

アサヒペンのカラーパレットのペンタイプを使用して2回塗装をします。
これは簡単に木材に色が塗れて良いですね(^^ゞ

乾燥したら最後にもう一度はみ出た部分を
油性マジックで塗りつぶしていきます
これをすることでスッキリとした仕上がりとなり
見た目も大きく違います

着色が完了し乾燥を待って、水性スプレーニスを吹きかけます。
光沢が出て質感が高まります。

油性マジックとの相性が今一だったのか
少し縁の線がにじんでしまった。
まあまあ妥協点ですが(^^ゞ

最後に糸のこ盤で裁断します。イラスト通りにくりぬく切り方も
ありますが、子供の場合結構難しく途中から親が出てきて
仕上げてしまっては、子供の喜びも半減してしまうでしょうから
好きなように切らせてみました。
最初はバックも出来る「ラセン刃」を使いました。でも途中で
刃が折れてしまったのでそれからは中目に変えて作業をしました。
128ミリ角の板材ですがおおよそ15ピースに切り分けることが
出来ました。完成しました! ここまででおおよそ3時間くらいですね。

「手伝おうか」。。。というとおもしろいのか「いい」と
仲々おとうさんの出番がありません。。。
午後の半日、娘達と木工もどきで遊びましたが
結構楽しめました(笑)

できあがったパズルに下の娘の反応も良くて
お姉ちゃんも一安心。でもでも本当は。。。。
夏休みの宿題が終わったことが一番の喜びなようです(笑)

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