木工DIY歴35年が伝えるDIYで家具を作る楽しみ
電動工具を使って自分で家具を作ろう。初心者だって大丈夫!簡単な木工をして自分に向けたオーダー家具を作ろう
電動工具紹介とメンテナンス

角ノミはいいよ。HiKOKI(ハイコ-キ)HITACHI BS15Yの紹介です。

木工もどんどんとその魅力にはまり、いろいろと作品をつくって行くうちに直面してくる問題がある。

それは。板の厚さを揃えることと、角材をどうやって接合するかということ。今回は角材の接合の話をします。

角材を接合する際に使っているHiKOKI(ハイコ-キ)HITACHI BS15Yの紹介です。

幅が65ミリ以上なら、ビスケットジョインターがいい

材料の幅が大きいと、私はビスケットジョインターを使用しています。

 

でもこれには、制約があって、板の幅が65ミリ以上ないとビスケットがはみ出してしまうか、ビスケットの切り込みが露出して格好が悪いし、当然強度にも問題が起きてしまいます。

それより細い角材の接合となると、ダボを埋めてつなぐ「ダボ継ぎ」をすることになるのですが、正直言って私は綺麗に仕上がったことがありません。

つなぎ合わせる材料の双方に正確にに穴を開けなくてはならず、一発勝負でほぼほぼ修正は出来ません。

もっと高価な道具としてドミノというのがありますが、私にはちょっと高すぎて手が出せません。でも素晴らしい機械で持っているかたも沢山おられるのではないかと思います!
実は私も欲しい!

それで私は角ノミ HiKOKI(ハイコ-キ)HITACHI BS15Yを使用しています。

HITACHI BS15Yの紹介です

価格は70000円以上はしてしまうので、電動工具としては高い部類に入ると思いますが、私にとってはご愛用の工具でとても使っています。今では買って良かったって本当に思います。

そうそう買い換える物でもないですし、これをする専用工具でもあるので価値観で迷うところではあります。

ただこれを買ってからは、作品のレベルが飛躍的にアップしたことは自覚しています。

ちなみにHiKOKI(ハイコ-キ)HITACHI BS15Yは、この角のみの部品を取り外すとボール盤にもなります。

ちなみ購入したお店はこちらです

あまり大きくもなく、重量も手頃で家具などを作るには、ちょうど良い工具ですね。

他社製品や海外製とも迷ったが決め手はこれでした

それはこの台!なんです。

私は自作家具を作ることが目的です。家を建てたりするするわけではないので、ものすごい大きな物はいりません。台の大きさが小さいように見えますが充分です。

木工は固定が大事。

早くに固定が出来て、切削に移れることが作業時間を縮めるうえで、とても大切であると30年以上やっていてそう思います。

このHiKOKI(ハイコ-キ)HITACHI BS15Yは材の固定も簡単である上、前後左右に動くスライドテーブルがとても魅力。

前方に突き出たハンドルを横に軽く動かすだけで材が正確に左右へスライドします。
前後については、この円形のハンドルを回すことで好きな位置に持って行くことが出来ます。

へぇ~~、それだけ?っておもうなかれ。

この機能があるおかげで材の固定も一度にすんで、ほぞ穴を広げていくのも簡単に出来るんです(o^^o)

切りくずで墨線が見えなくならない。BS15Y

さらに便利だなと思うのが切削くずを吹き飛ばすこの黒い「ノズル」。

ドリルのモーターから発生した風を利用して、切削面のくずを吹き飛ばしてくれるので、墨線が隠れずカイテキです!

切りくずが、これから切り込んでいこうという墨線のうえに散らばり、「フー」、「フー」と息を吹きかけ続けていると頭が痛くなってきますし、これって面倒です。

ストレス無く切り込みを入れていけるのは、うれしいことです。

じゃんじゃん穴あけ。笑っちゃうくらい簡単。BS15Y

ほぞの両端を彫り込んでから徐々に真ん中に移動して彫り込んでいく。

とても簡単に出来てしまうのでおもしろくて仕方ない(笑)
それも四角い穴が開くって、すごいと思う。
子供みたいに遊んでしまう(笑)

深さを揃えることも簡単です。BS15Y

本体の影に深さを揃えるためのストッパーが付いています。
これで一定の深さの穴をあけることが出来ます!

一番深くあける位置で止まるように、蝶ねじを調節します。

角のみ組について

9.5mm角のみ組が付属していますが、切れ味も良くてこんなに簡単に四角い穴を開けることが出来て良いのだろうかと思うところです。

自分が作っている物では、角のみ組が少し大きすぎるので、6.4mmのを追加購入してますが、今ではそればかり使っています。

作業の実際はこんな感じです

深さを決めてストッパーをセットしたら、材を固定して切削開始位置を合わせます。

私の場合は、左角の穴を開けたらそのままスライドして右端をあけ、そのままスライドして間を開けてしまいます。 今回は穴が小さいのでそこまでしなくても大丈夫でした。

今度はテーブルを前に動かし、手前の列に穴を開けていきます。

最後に切り残した部分を切り込んで、仕上げの微調整をして終わります。
この穴に合わせて、ほぞをつくって行きますが、今回はほぞは作らないので、ひとまず終了です。

作ってみました。単純な物

これは先日、自分のアコースティックライブに来て下さった方に差し上げた物です。材料はMDFの30ミリで60ミリ角の物に端材を下に貼り付けてみました。ライブに来られた方へのメッセージカード立てとなります。カードを立てる溝は糸鋸盤で処理をし、鉛筆でも立てて使ってもらえればと思い、四角い穴を開けました。15ミリ角で深さは35ミリあります。

丸いドリル穴でないことが受けて、割と皆さんから「良いね」と言われました。何も手を加えなければ、ゴミとなってしまう端材になんだか、価値を見つけてあげることが出来て良かったです。

まとめ

以前、まだ道具を持っていなかった頃。

手のみでほぞ穴を作ったことがありました。しかし、下手くそな私の作ったほぞ穴など、使い物になったためしがなく、自信喪失から製作は敬遠したままとなってしまいました。

電動工具と手工具どっちが云々、賛否両論あるところですが、私の場合、今回も電動工具に軍配が上がりそうです(^^ゞ

手工具は修正部分で登場・・・という使い方になりそうです・・・・

電動工具はヤッパリ素晴らしい!

 

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